■理事長 挨拶
当組合は映像制作を中心としたメーカーからなる協同組合であり、当業界として初めて国の行政機関である、経済
産業省から認可を受けた協同組合であります。
( 関東経済産業局 関産認協第1840号 )
よって作品の検査に付きましては、常に法律を遵守して制作された作品であるかどうかを厳しく見極めております。
そのため作品内容については、検査部会において協議し、さらに理事会において検討を重ね、場合によっては検査
委託先の一般財団法人 日本コンテンツ倫理協会の評議員である法律の専門家や有識者の方々のご意見を伺い、
常に法律の基に照らし合わせながら検査を実施し、社会に作品が適合するようメーカーに指導を行う事は、
当組合の使命で御座います。
その上で、組合員の著作権等の権利保護にも全力を注いでまいりました。
しかしながら、近年のデジタル技術の発達により、原盤と寸分違わぬ複製物が容易に作成されたり、コンピュータに
取りこまれた作品が不正にアップロードされ、インターネットを通じて瞬時に世界中に拡散されてしまう事例は後を
絶ちません。
この様なデジタルネットワーク社会におきまして当組合が、逸早くから地道に海賊版対策活動を行なって来たことが
実を結び、業界を代表する審査5団体が一致団結して、特定非営利活動法人『知的財産振興協会』を設立するに
至りました。
この協会における積極的な活動を通じて、これらの不正な業者の排除撲滅を推進、組合員メーカー皆様の権利と
利益を保護すべく、これからもグローバルな視点で様々な活動と対策を行なって参ります。
ビジュアルソフト・コンテンツ産業協同組合 理事長 綾部 雄一